後輩みっつー暴露編

こんばんわ、ヴァンです。

 

 

 

出来の悪い後輩がいます

 

同じバンドの

 

三枝くん

 

通称みっつー

 

一人称もみっつー

 

 

 

 

 

 

 

昔はこんな男でした

 

 

 

 

 

みつ『ヴァン君、最近の俺って正直モテてるだろ?』

 

 

オレ『確かに三枝は"かわいい"って言われてモテてるね』

 

 

みつ『だよな。でも正直好きじゃないんだよ、そういうの』

 

 

オレ『三枝はキャーキャー言われるのは好きじゃないもんな』

 

 

みつ『そう俺は本物のROCKにしか興味がない。音楽雑誌に目を通し新しいバンドを見付ける事をステータスにしているエセROCKファンとは共存できない。』

 

 

オレ『三枝はいつも熱いね。でも三枝ファンの全てが三枝が言うエセROCKファンとは限らないからさ、ここは素直に喜びなよ!』

 

 

みつ『いや、俺は誰からも愛されようとするやり方は自分反するからこれからも媚びを売るつもりはない』

 

 

オレ『媚びを売れとは言わないけどもう少し愛想良くしてあげてもいいんじゃない?とは思うけど』

 

 

みつ『ヴァン君もわかってると思うけど今のバンドは俺で持ってる様なもの。だからヴァン君がそう言おうと指示に従うつもりはないね。』

 

 

オレ『無理にまでは押し付けないけど少しも考える余地はないのかな?』

 

 

みつ『常識も法律も右翼も左翼も関係ない。俺は俺のインスピレーションでしか動かす事ができないのだから』

 

 

 

 

 

当時のみっつーはこんな感じだった

 

地方のライブハウスに行っても

 

"キャーキャー"

 

"かわいい"

 

と言われ

 

三枝人気は留まる事を知らなかった

 

 

 

そんな中で

 

みっつーはファンに対して嫌悪感を露にした

 

 

 

最初はそれでも

 

"そんな所がまたかわいい"

 

と言われていたが

 

段々と

 

廃り始める

 

三枝人気の崩壊はすぐそこまで近付いていた

 

 

 

 

 

オレ『三枝、良かったね。やっと三枝が望む感じになってきたね』

 

 

みつ『・・・』

 

 

オレ『ほら、三枝が言ってたエセROCKファンが段々と消えてるじゃん』

 

 

みつ『そういえばヴァン君のコラムって最近読者が増えてるらしいね?』

 

 

オレ『ん?ああ、少しづつだけどありがたい話だよ。応援メールまで来るようになったし嬉しいね』

 

 

みつ『ふ~ん・・・そこで俺の事を書いてよ』

 

 

オレ『え?名前出しちゃってもいいの?』

 

 

みつ『あ、ああ。いいよ』

 

 

オレ『よっしゃ!それなら三枝ROCK語録でも書くね!"女は子供を作るためのロボ●トだ"とか』

 

 

みつ『いや、そういうのじゃなくて・・・かわいい感じで』

 

 

オレ『え?』

 

 

みつ『かわいい感じでコラム書いてよ』

 

 

オレ『え・・・わ、わかったよ』

 

 

みつ『あ、これからみっつーって呼んでね!ヴァンさん!』

 

 

オレ『え・・・みっつー』

 

 

みつ『はいっ(*^^*)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は蜜の味を忘れる事ができない