例え絶対説 - コラムマニアーナ

今日の仕事での話

上司である徳永先輩から頼まれてた書類の作成を終わらせ

コピーも取りデスクに置いといた所

徳永『もう終わったの？』

オレ『ある程度は雑だけど終わらせる事を優先させたので』

徳永『さすがヴァン君、こち亀の両さん並の仕事の早さだね！』

お昼になり徳永先輩が近くの長寿庵でご馳走してくれる事に

徳永『かつ重でいいよね？』

オレ『あ、かつ重だけじゃ足りないのでミニオムライスもいいですか？』

徳永『いいよ、その遠慮のなさがこち亀の両さんみたいで気持ちいい！』

午後になってからクレーム対応に悩んでた徳永先輩

徳永『どうすればいいかヴァン君の意見を聞かせて』

オレ『こういう客は神様でもなければお客様でもないと判断して無視しちゃえばいいんじゃないですか？』

徳永『その意見に賛成は出来ないけどお陰で気が楽になったよ、大胆な発想はまるでこち亀の両さんだね！』

夕方、スピーカーが接触不良になり有線がただの雑音に変わった

徳永『ヴァン君、これ直せる？』

オレ『はい、確か裏にハンダゴテとかありましたよね？』

徳永『頼れるね、細かい作業やらせたらヴァン君の右に出る者はこち亀の両さんだけだね！』

お気付きのように

そう

この徳永先輩は

人を褒める例えが全て

こち亀の両さん

しかし

驚く事に

その例えの全てに

間違いがない

面白い話をすれば

徳永『空気を和ませるのはこち亀の両さんみたい！』

難しい話をしても

徳永『知識の深さは恐らくこち亀の両さんといい勝負になるよ！』

仕事をサボってたら

徳永『気分転換の大切さをわかってる、こち亀の両さん！』

仕事を真面目にやれば

徳永『やる時はやる、こち亀の両さん！』

別に徳永先輩に文句があるわけじゃなく

むしろ

"こち亀の両さん例え絶対説"

を唱えたい

徳永『これからHUB行こうよ、歌舞伎町店なら近いからいいでしょ？』

オレ『今日は所沢のHUBに行くので申し訳ありません』

徳永『きっぱりと断られると清々しい、まるで・・・』

きたきた

徳永『ゴルゴ13だね！』

両さーん！！