野比ヴァン太
こんばんわ、ヴァンです。
人生ののび太的ポジションを狙ってるオレののび太への羨望は当然ながら強い
すぐ泣くし
先生によく怒られるし
数学はもちろん0点だし
お風呂はついつい覗いちゃうし
青い短パンに黄色いシャツだし
野球のポジションは9番ライトだし
机の引き出しを覗いて
『うちにもドラえもん来ないかな~』
って33歳にして言ってるし
ヤスリで自分に合うように削ったエネマグラで前立腺刺激しちゃうし
ね?
ジャストのび太でしょ?
ドラえもんの実写映画があったらオファーくるぐらい
のび懸ってる
という事で
いつオファーあってもテンパらないように練習しよう
ヴァ『ドラえも~ん!!』
ドラ『ヴァン太くん、またジャイアンにイジメられたのかい?』
ヴァ『違うよ、ドラえもん!オレがちょっとこづいてやったらあいつ泣きながらこう言ったんだぜ?
"うわーん、上腕二頭筋上部裂傷及び大腿部筋断裂だよ~"
いつもの如く治療費せがんでくるその姿勢にうんざりしちゃったから2度と逆らわないように道具の力で黙らせちゃってよ!』
ドラ『そんな事を言うなよ、映画の時はいい奴じゃないかジャイアンも』
ヴァ『おい・・・1969年から今までのルームシェア代払って出ていくか、ジャイアンをブチのめしてくるか、どっちだ?あと映画ジャイアンをどうのこうの言う奴まだいたんだ?』
ドラ『あー段々ジャイアンのギザギザ前髪にムカついてきたー!』
ジャ『ヴァン太~。またドラえもんの道具借りたんだろ?俺にも貸せよ~』
ヴァ『おいおい、お前も懲りないな?いい加減に大人になったらどうだ?』
ジャ『なに~!?ヴァン太のくせに生意気だっ!』
と胸ぐらを掴む
ヴァ『生意気なのはどっちだ?大体君に道具を貸してやる覚えはないね、ドラえもんの所有権は僕にある、使うも壊すも権利はこちらにあるんだ』
ジャ『くっ、てんめぇー!』
ヴァ『おっと、殴るのか?好きにしたまえ、その代わり君は現段階で恐喝罪という犯罪を犯しているんだ、それに傷害罪が加わると禁固3年は堅い!さぁ、どうだそれを踏まえた上で殴ってみろよ!ほら、ほら殴れよ!』
ジャ『・・・ちっ、行くぞスネ夫!』
ヴァ『おっと!何処へ行くんだ?またあの臭い女のいる家に逃げるのか?羨ましいよな、逃げたら家に慰めてくれる奴がいてよぉ』
ジャ『ジャイ子の事を悪く言うなっ!』
ヴァ『へぇー、ジャイ子っていうのか・・・あの女、普段おとなしいが・・・ベッドの上では・・・へへっ』
ジャ『き、きっさま~・・・』
ヴァ『モテるって罪だろ?』
ジャ『ギッタンバッタンにしてやるぅ!』
ヴァ『空気砲!!』
ドーン
ジャ『うわぁぁぁ~!』
先生『こらっ、野比!また宿題忘れたのか!廊下に立ってなさい!』
ヴァ『大先生よぉ~、いいのかい?そんな事を言われたら拳を強く握り締めちゃうじゃないか』
先生『なんだと?どういう事だ、野比!先生と殴り合おうって腹か!』
ヴァ『はは、笑わせないでくれよ!僕は野蛮な事は嫌いでね、ただこの拳の中にはスモールライトで小さくした2つの命があるという事を頭に入れておいてくれ』
先生『くっ・・・それは・・・』
ヴァ『ああ、察しの通りあんたの妻と娘だ』
先生『わかった・・・私はいいから、家族には手を出さないくれ。お願いだ・・・野比』
ヴァ『手は出さないでくれか・・・美味しかったぜ、2人とも』
先生『き、貴様ー!何処までもゲスな野郎だ!娘はまだ中学生なんだぞ!』
ギュッ
ヴァ『その娘も既にこの世にはいない』
先生『うぉぉぉぉぉー!野比、貴様だけは許さん!』
ヴァ『スモールライト!!』
先生『うわぁぁぁ~!』
ベチャ
ヴァ『どこでもドア~』
ガチャ
しず『!?きゃー!!!ヴァン太さんのエッチー!!!』
ヴァ『おっと、大声を出しても無駄だぜ?さっきこの世の人間を残らず独裁スイッチで消してやったからな・・・オレとお前以外はな』
しず『そんな・・・ドラちゃん、ドラちゃんは!?』
ヴァ『ふふっ・・・あの青ダヌキの事か?例外はないねぇ』
しず『そんな!誰か、誰か助けてぇー!』
ヴァ『絶対絶命下で君の取るべき選択肢は次の2択!大人しく玩具になるか、あらがって支配者である僕の敵になるかだ!』
しず『お、鬼・・・鬼よ、ここに鬼がいるわ』
- ジャイ子=風間ゆみ
- 先生の妻=澤村レイコ
- 先生の娘=村上涼子
- しずかちゃん=川上ゆう
でお願いしますm(__)m