吾輩はロックフェス童貞である

こんばんわ、ヴァンです。

 

 

 

吾輩はロックフェス童貞である

 

経験はまだない

 

というかロックフェス不信である

 

 

 

というのも

 

幼稚園でのレクリエーション

 

恐怖のフルーツバスケットのせいだ!

※良い子のみんな、フルーツバスケットのルールは省略させてもらうぜ!

 

 

 

 

 

先生『ロックフェスに行った事ある人ー!』

 

わーわー

 

園児A『ロックフェスが好きな人ー!』

 

わーわー

 

園児B『ロックフェス最高って人ー!』

 

わーわー

 

 

 

何故かロックフェス縛りのフルーツバスケット

 

「ロックフェスって何?エロいの?しゃぶるヤツ?」状態の僕は当然、椅子から離れる事ができなかった

 

 

 

園児C『今年のサマソニのヘッドライナーはレッチリだと思う人ー!』

 

わーわー

 

 

 

もう、わしゃたまらんくなって

 

ヴァ『わーわー』

 

よくわからないけどみんなと一緒に騒ぎたい

 

その一心で勢いよく立とうとすると

 

先生がガシッと肩を押さえ付けて立たせてくれない

 

先生『先生、昨日の合コンで嫌な事があったの』

 

小さな声でそう言った

 

僕は察した

 

 

 

 

3時間経過

 

 

 

 

園児D『はぁはぁ・・・じゃあ、韓国の仁川ペンタポート・ロック・フェスティバルで土屋アンナは"rose"を披露したけど正直、"NANA"の人気にあやかるのはどうかな?って思った人ー?』

 

わー・・・わー・・・

 

 

 

座ったり立ったり走ったりと僕以外の園児の膝は壊れてしまっていた

 

このままではミルコ・クロコップみたいになってしまう

 

「俺の膝は2008年頃から完全に壊れていた。膝の手術だけで(PRIDE後期から2009年頃までに)3度受けたが、アルターク戦でも蹴りをまったく出さなかったように、あの時期は術後で膝がまだ治っていなかった。ドス・サントス戦でも膝の状態が完全に治っておらず、医者に試合を行うことを止められたし、蹴りを打つことも禁止されていた。(このような状態で)サントス戦を受けたのは良い判断ではなかったかもしれないが…、でも俺はファイターだから良いコンディションじゃなくても競い合いたいし、戦いたかったんだ。」と明かしている。

 

先生を殺らなきゃ殺られてしまう

 

天道、烏兎、天倒、眼窩、独鈷、霞、人中、頬車、頸中、簾泉、松風、下昆、村雨、天突、秘中、早打、活殺、雁下、水落

 

あらゆる急所に狙いを定めたが全く隙がない

 

このまま全滅かと思ったら

 

まさかの人物からロックフェス以外の言葉が飛び出した

 

 

 

先生『膝は壊れてないけど心が壊れてしまってる人ー?』

 

・・・

 

静寂に包まれる教室

 

・・・

 

先生『膝は壊れてないけど心が壊れてしまってる人ー?』

 

・・・

 

そりゃそうだ、僕以外の膝は全て破壊済みだろ?

 

・・・

 

先生『膝は壊れてないけど心が壊れてしまってる人ー?』

 

・・・

 

どうしちまったんだよ、先生

 

昨日、何があったというんだよ

 

どんな合コンしたらあんなに優しかった先生がそうなっちまうんだよ

 

・・・

 

先生『ヴァン君、貴方しかいないでしょ!立ちなさい!』

 

先生『貴方の心は壊れちゃってるのよ!』

 

先生『そう言われる事で"僕の心は壊れているのか?"と自問するようになって本当に壊れちゃうの!あははは!あははは!

 

この狂人が!

 

だが

 

たかが幼稚園児、とてもじゃないが抗う事はできない

 

ゆっくりと席を立ち、鬼としてみんなの中心に立った

 

ヴァ『ぐすんっ・・・フルーツバスケット』

 

フルーツバスケットは全員が動かなくてはいけないルール

※良い子のみんなは知ってるよな!

 

先生『誰も立っちゃいけません!』

 

園児『・・・ううっ』

 

園児達のすすり泣く声が聞こえる

 

ヴァ『ぐすんっ・・・フルーツバスケット!』

 

先生『立ったらフライングニーかまします!』

 

園児『・・・ううっ』

 

既に数人の園児は失禁や失神など重篤な状態に陥っていた

 

革命が必要だ

 

先生だって子供が好きで幼稚園の先生になったはず

 

あの優しかった先生に戻ってもらうために勇気を振り絞るんだ

 

行け!革命戦士ヴァン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァ『ぐすんっ・・・クソババア

先生『ハイヤッー!!!』

 

 

ぶべしっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

この経験からロックフェスとレミー・ボンヤスキーに拒否反応が出るようになり

 

一生、ロックフェスとレミー・ボンヤスキーの試合は観に行かないと心に誓いました

 

 

 

 

「このままじゃいけないよ」

 

そう僕の心に話しかけてきたのは

 

2007年の9.29[K-1~WORLD GP 2007 IN SEOUL FINAL16~にてレミー・ボンヤスキーにフライングニーでKOされた

 

ステファン"ブリッツ"レコじゃないか!

 

僕の心の中のリトルステファン"ブリッツ"レコが言う

 

レコ「苦手を克服しよう」

 

こうして初めてのロックフェスへ向かう決心をした

 

 

 

 

 

 

 


ヴァ『でも何故、僕の心の中にいるのがリトルヴァンじゃなくてリトルステファン"ブリッツ"レコなんだ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レコ「それは君が精神的にアレだからだよ」

あの日、完全に心を壊されていた

 

 

 

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